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マークシートの正しい書き方

小さな丸い図形をきれいに塗りつぶすのが基本

マークシートの特徴と歴史

マークシートとはマークシート方式とも言い、専用の紙に小さな楕円形の形状をした部分に鉛筆などの筆記用具を用いて塗りつぶして使います。

マークシート方式で使われる紙を鉛筆で黒く塗りつぶして、専用の機械に読み取りさせることによって、マークシートの紙に記載されたデータ内容をスピーディーに正確に把握することができます。マークシートという言葉に馴染みがなくても、すでにわたしたちの日常生活の中にすっかり溶け込んだ存在です。

入学試験や資格試験を受験した経験のある方や、ナンバーズなどの数字選択式の宝くじを購入したことのある方なら、すでにご存知でしょう。さまざまなライフシーンの中で日常的に使われているマークシートのルーツは、今から半世紀以上も前の時代にまで遡ります。「世界最古のマークシート」と称されているのが、アメリカのIBM社が販売したスコアリングマシンの機種に対応したマーセンスパンチカードと呼ばれるものです。

もともとは、テストの採点を行うために開発されたもので、教育先進国のアメリカではすでにこの頃から採点手段の一環としてマークシートが採用されていました。

マークシートの正しい塗り方と注意点

先ほどもお伝えしたように入学試験や採用試験、資格試験ではマークシート方式の採点が主流となっていますが、正しい書き方・塗り方についてご存知でしょうか。

「マークカードの小さな丸い図形をただ塗れば良い」とお考えの方も多いようですが、何も知らずに間違った塗り方をしていると、採点に影響を及ぼすリスク可能性もあります。マークシート方式の試験では、必ず鉛筆を用いるのが基本です。マークカードの種類によっては、縦楕円形・横楕円形・正円などさまざまな形状のタイプがありますが、すべてのタイプで正しい塗り方の基本は共通しています。丸い円の線枠の部分からはみ出さないように塗ることが重要です。試験終了時間が近づいて残り時間が少ないからといって、線枠の部分をなぞるだけでは読み取りが正常にできなくなるので要注意です。

線枠をなぞり中の部分をきれいに塗りつぶすのが基本です。