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マークシートで使う筆記用具

シャーペンと鉛筆の違いを徹底比較

鉛筆とシャーペンの芯の特徴を比較

鉛筆とよく似た筆記用具と言えばシャーペンで、シャーペンの正式名称はシャープペンシルです。勉強をする時など日常的にシャーペンを使う人もいれば、シャーペンは一切使わずに鉛筆のみを使い続ける人もいます。

シャーペン派・鉛筆派と賛否両論あるとは思いますが、鉛筆とシャーペンの特徴の違いについてご存知でしょうか。シャーペンで文字や絵を描いていると、「なんだか固い」と思った人も多いのではないでしょうか。鉛筆の芯のおもな原材料は粘土ですが、シャーペンには粘土は使われておらず、その代わりにプラスティックがふんだんに使われています。

鉛筆の芯の方がシャーペンの芯に比べると柔軟性があるため、筆圧が強いと芯が折れることもあります。一方、シャーペンを使うと芯自体は細いのに折れにくいのが大きな特徴です。シャーペンの芯の太さの種類はもっとも細いもので0.3ミリ、一般的によく使われているのは0.5ミリの芯です。この他には0.7ミリ・0.9ミリの極太サイズのものもあります。

一方、鉛筆の芯の太さは最もポピュラーなタイプだと直径2ミリ程度ですが、鉛筆を削ることによって芯を細くすることもできます。

マークシートに最適な筆記用具は?

それでは、入学試験や資格試験などでマークシート方式の解答用紙に記述する場合、シャーペンと鉛筆と比較すると、どちらが適しているのでしょうか。

「鉛筆を使うと芯が折れやすいからシャーペンの方が使いやすい」「シャーペンなら芯が折れてもすぐに交換できるから」といった意見もありますが、実は鉛筆の方がマークシートには適しています。シャーペンだと芯が細いため、丸の中身を塗りつぶすのに時間と手間がかかります。鉛筆を使い続けると芯がだんだん丸くなり、塗りやすくなります。塗る時に筆圧を強くしなければ、鉛筆の芯が折れるリスクを軽減できます。

それでは、鉛筆を使用する場合、どんなタイプの鉛筆を選んだら良いでしょうか。鉛筆の芯の種類はH・HB・B・2Bなどがありますが、マークシートの記入にもっとも適しているのは、HBまたはBの鉛筆です。

2Bの方がHBやBよりも濃さはありますが、芯の柔軟性が高いので筆圧の高い人には不向きです。